羅門しか知らない霊の恐怖連載第一話
はじめにお断りしておかなければならないことがあります。霊の世界にも、約束ごとというのはあります。その約束ごとをしっかり守らないと、人間は完全に悪い霊の力に負けてしまいます。何の世界もそうですが、約束を守るということの大切さをよく理解していただきたいと思います。それに、このお話は数限りなく私の魂に入っております。そして、夏の間だけの連載として、このお話は日本で初めてのお話になると思います。いろいろな方が、例えば顔を下から懐中電気で照らして怖く見せたり、あり得ないような映画の脚本で人を恐怖に持っていったり、またはホラー映画を作ってみたり、それは確かに娯楽ですから結構でございますが、本当の話というのは、あまりにも深くて怖いのです。なぜ怖いか。正しいから怖いのです。間違いなくそうなってくるから怖いです。

今日は、一番最初にお話ししておかなければならないことは、石の話をしておきたいと思います。皆さんもキャンプへいらしたり、夏はいろいろ計画を持っていらっしゃると思いますが、キャンプ場であったり、河原であったりして、そこにちょっと綺麗だな、形が面白いな、ずいぶん平らだな、そういった石をちょっと気にして手に持たれることがあると思いますが、まかり間違っても、3〜4センチ以上の石は、持って帰ってこないようにしてください。なぜならば、そういう石には憑依ひょうい、取り憑くという言葉を憑依と言います。霊というものは、人間の体や、鉱物、石だとか木だとか、いろいろな場所にいるのです。そして、これはまた次の回から話をしていきますが、大変な力を持っているのです。ですから例えば、私が石を持ってきてはダメですよと言ってますが、世の中では黄色が幸せの色であり、中国のほうでは良い色であるとかいう話を聞きます。そういう話を聞いたときに、私はこれはまずいなと思います。というのは、そういう悪霊的なものが憑依する、取り憑くときには、黄色という物にすごく取り憑くのです。なぜならば、取り憑いたときに安住感があるのです。そして落ち着いてその色の中に霊を住まわせるのです。住んでいるのですよ。その時の色は黄色です。よくお金が貯まるとか、何とかという占いで黄色が良いとか言いますが、もうそんな恐ろしい話は、あまり巷で広めない方が良いです。良いことはないのですから。
部屋に黄色い壁紙を貼るなど、もってのほかです。黄色い壁紙には不浄の霊が、ちょうど壁紙を貼るときのようにベタベタと貼り付くのです。そして年月が経って壁紙を貼り替えようとして、その黄色い壁紙を剥がすと、壁紙の裏側にはドス黒いカビのような色が付いているのです。しかし、それはカビが生えたのではありません。そこで霊が生活をしているのです。

この怖い話の中で私が言いたいことは、怖い話というよりも、注意の話です。石は拾って家に持って帰る、または自分の部屋に置いておく、これはある意味では飛んでもないことで、石に憑依している霊にしてみれば、しめた、やっとこれで動けるぞ、しかも人間の力で、人間の考えで場所を移動して、しかも人間が住んでいるところに行けるぞ、そのまま行けるぞ、人間が選んだ場所に置いてくれるぞと、こう言っているのです。さらに大きな石、例えばクレーン車で運ばなければいけないような大きさの石を、庭に置くような人もいますが、それこそ不浄の霊を呼び込んでいるようなもので、霊はそこを安住の地とするのです。人間が無闇に自然をいじるようなことは、してはならないのです。

霊は本当に怖いものです。してはいけない約束ごとは、いつになっても、してはいけないのです。しかし、人間というのは、反対する生き物です。このような話をすると、いやそんなことはない、そんなバカな話はない、と良く言われます。反発をする方もいっぱいいます。でも、私はそれに対して、何も逆らいません。反発したければ、すれば良いのです。なぜならば、それを後になって、正しいことだ、本当のことだと気づいて、恐怖を感じるのは、あなただからです。私はお節介で言っているのではありません。怖い話は、あなたのためになるのです。そして、良くないと言われたことは、やっぱりやめた方が良いのです。近づかない方が良いのです。そういう知恵を持って頂きたいと思います。

この怖い話は、またこの次、夜に続きます。