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羅門しか知らない霊の恐怖連載第三話

今日、梅雨が明けたようでございます。また、どうも私の予言通り、静かに北のほうから東京の方へ向かって、じわじわと地震の動きが確実に来ているようでございます。良い気持ちはしませんが、自然のことですから、やむを得ないと思います。
今日は3回目の「霊の恐怖」になりますが、皆様からいろいろなコメントを頂きまして、大変嬉しく思っております。ただ、私のお話が皆様を不愉快な気持ちにさせてはいけないということは、十分に気を遣わなければいけないと私は思っております。しかし、本当のことをお話しなければ、感覚的にもお分かりにならないのではないかと思うのです。
例えば、前回は霊感や霊能者のお話をいたしましたが、世の中に霊能者というような方は、何千、何万といると私は思います。霊感があることは良くないというのは、前回のお話の通りなのですが、本当のことをお話しすると、どうしても皆様の中には、ご気分の悪くなる方も必ずいらっしゃると私は思っております。それでもやはり、本当のことはお話しなければならないかなと、私はそう思っております。
心霊スポットとかいうことで、怖い物見たさにそういう場所を訪れる方がいらっしゃるようですが、霊魂というのは遊びの道具ではないのです。実際に起きていることです。こういったことは「科学的根拠はない」とか流行り言葉のように言われることが非常に多いのですが、例えば私たちが毎日飲んでいる水だって、いろいろな学者が調べても科学的に結論の出ない現象はたくさんあるのです。綺麗だなぁと言っているオーロラだって、オーロラがどうやってできているのか、全くわかっていないのです。ですから、科学的な根拠と言って一つのことを追求するということは、この世ではなかなか難しいことです。素直な気持ちで存在を認めざるを得ないことがたくさんあることを、分かっていただきたいと思います。

今日は、いろいろな事情があって子供を産めなかった方についてのお話です。

現在は、日本津々浦々まで、そういう間引きをしたような子供に対して「水子」という言葉を使います。水子があるとかないとかいう言葉は嫌な言葉ですが、大変嫌な言葉として、子供をおろしたというような表現も使います。霊の世界では、水子という言葉は、生まれた後の子供を「水子」「赤子」という言葉で表現するのが正しいのです。この水子、赤子については、このお話が進んだときに書きたいと思いますが、大事なことなのでしっかりお読みいただきたいと思います。

例えば、男女の交際の上において子供を産めないとか、結婚していらしても、もう子供はこれ以上いらないとか、そういう形で子供の誕生というものをやめてしまう方はいらっしゃいますし、私のところにもそういったご相談は、数々の経験がございます。
ある日、私のところへ、32〜3歳の女性が私に相談をしたいということで、訪ねてこられました。仮にその女性をAさんとしましょう。大変お困りのような表情であったことを覚えております。文章が長くなりますので、かいつまんで皆様に申し上げますと、Aさんは次のようなお話をなさいました。

ある日Aさんが台所に立って、夕食の支度をしているときに、台所にAさんの子供が入ってきました。上の子は5歳の男の子、下の子は3歳の女の子です。そして夕飯の支度をしているAさんを呼ぶので、優しく返事をしました。すると子供が
「お母さん、その背中におんぶしている赤ちゃんは、何て言う名前なの?教えて」
Aさんは変な気持ちになり、子供に「何を言っているの、お母さんは赤ちゃんなんかおんぶしてませんよ」と笑い話のように返事をしました。
その後子供たちは、そんなことを聞いたことをスッと忘れたかのように、隣の部屋へ行ってしまいました。
しばらくして夕食の準備が整い、Aさんが子供達を呼びに隣の部屋へ行くと、男の子と女の子が2人で、タンスの前に正座のような形で座っていました。そしてタンスの一番下の引き出しを引っ張り出して、その引き出しの中に向かって、何かブツブツと話をしていました。Aさんは「何してるの、ご飯ですよ、そんな引き出しを開けてはダメですよ」と言いましたが、男の子も女の子も振り向いて、Aさんに言った言葉は
「だって、タンスの中に赤ちゃんがいて泣いているから、あやしているんだよ」
Aさんはぞくっとしました。自分にはわからないことが、子供達、男の子と女の子にはわかる、そしてタンスの中に赤ちゃんがいると言っているのです。Aさんは「もう引き出しを閉めて、ご飯だから早くこっちにいらっしゃい」
と言うと、男の子が
「今引き出し閉められないよ、だって引き出しから赤ちゃんのお手々が出ているから閉まらないよ」
とAさんに言ったのです。


Aさんは自分の子供が、赤ちゃんの名前を教えてと言ったこと、タンスの引き出しの中に赤ちゃんがいるという話を、なぜそういうことを子供がはっきりと言うのかがどうしてもわからず、いろいろな人づてに、やっと私のところへいらっしゃったということでした。
私はAさんに「これは大変失礼なことですが、お子様が言っていることは間違いではありません。あなたの背中にいる赤ちゃんは、お子様にはそう見えるのです。下の女の子にも見えるのです。タンスの引き出しにいる赤ちゃんも、そこからお手々が出ているから閉まらないと言う話も、子供達にとっては本当のことです。嘘ではないのです。まして小さな子供がそんな嘘を言う必要もないわけです。私があなたにお聞きしたいのは、大変失礼なことかもしれませんが、一人の赤ちゃんをあなたは産まなかったことがあるのではないでしょうか」と申し上げました。
この問題は非常に言葉を選ぶ必要があるのですが、霊魂の世界では、こういったことは供養をするのですが、それは供養というような簡単な言葉ではなくて、「詫び行」という深い供養を行うのです。御免なさい、御免なさいと言って私が謝り詫びる供養行になるのです。つまりAさんの場合は、産まなかった赤ちゃんの霊が、Aさんの家に来ているのです。それがAさんの子供には見えているのです。そしてAさんの背中に、赤ちゃんがいるのです。これは大変なことです。大変な事件です。子供にとっては嘘をついているわけではありませんし、見えるものを見えると言っているだけなのです。昨日の「霊の恐怖」でも書きましたが、子供にはそういう霊が見えることがあるのです。そういう現象が怖い霊という形で出てくるわけです。

私はAさんに「そういうご事情があるのならば、それはきちんと謝らなければいけない。そのようになさったらいかがでしょうか」と申し上げると、大変なことをAさんから言われました。
「先生、今どき子供をおろすなんて、誰でもしてるじゃないですか。私の知ってる人だって子供をおろしてますよ、そんなことが原因でうちの子供にそんな変な事が起きるんですか、おかしいですね、先生それはおかしいですよ、誰でもやってることじゃないですか」
私は何も返す言葉がありませんでした。このような、わからない人にはいくら説明しようと、お話をしようと、理解をされるわけがないのです。ですから私は「はい、わかりました。では私の話はここまでにしましょう」とお答えするしかありませんでした。
しかし私は最後に一つだけ、Aさんに申し上げておきました。「下の女のお子さんよりも、上の5歳の男の子の方に、十分注意をしてください。なぜならば、あなたのその子供は、男の子ですよ。ですから、女の子のところよりも、男の子の方へそういう霊は動くのです。お父さんやお母さんの愛情を一杯受けて、平和に楽しく育っているご長男が羨ましくて、それなのに自分の立場は、悲しくてみじめで切ない。その霊の心の中の表れを、動きとして見せるときがあります。決して良いことはありません。ですからご長男の行動には十分気をつけてくださいね。しかし、あなたが誰でもしていることだとおっしゃれば、それ以上私からは何も申し上げることはございません」

それからAさんのことは気にはしておりましたが、Aさんとお会いして、誰でもしていることじゃないかと言われてから、約40日ぐらい経ったある日、私のところへAさんが飛び込んでいらっしゃいました。私は来客があったのですが、どうしてもと血相を変えていらっしゃったので、取るものもとりあえず、お話を聞くことにしました。そこでAさんが私に会って話されたことは、世にも怖い話でした。私も絶句をしてしまいました。
本当は、この世に生まれて来ることができなかった子供の話をすることは、したくないのです。それはやむを得ずそうした方もいらっしゃるのでしょう。ご病気で子供が産めなくなったという方もいらっしゃるでしょう。別にそうするつもりでなくても、何かのことで子供が産めなくなった方もいらっしゃるでしょう。しかし「それは誰でもしてることだ」と私に言ったAさんに、とてつもないことが起きてしまったのです。そのお話は、この次にいたしましょう。