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羅門式 恋愛の方程式
今日は書くつもりは無かったのですが、ちょっと気になることがありますので、改めて「恋愛の方程式」として私の考えを書いておきたいと思います。これは私の単独の意見ですから、反対なさる方もいっぱいいるかも知れませんが、それは構いません。
先般もお話ししましたように、恋愛の形式が変わってきているということは、間違いないと思うのです。男の生き方、女の生き方が、恋愛の上でもずいぶん変わってきていることは事実です。その男と女が、恋愛に対して大きな意味を持つ、つまり恋愛を通して良い意味で育っていく時に、問題があるのは、会話です。

男と女の会話だけでなく、女同士の会話の中にも、「こういうことがあったの」「こういうものがあったの」というような会話をすると、必ず次のように言います。
「うそっ」
という言葉が会話の中に入ります。何か言うとすぐ「うそっ」。これは会話上は、話し相手を疑っているということです。相手を嘘つきにしているのですから、大変失礼な言葉です。そして、その次にこう言います。
「えっ、ホント?」
これは何ですか。
「誰々君と誰々さんが結婚したよ」「えっ、うそでしょ?」「いや、これこれこうして結婚したんだよ」「えーっ、ホントー」
それだけしか会話がないのです。ここには、人間の価値観とか、情緒とかロマンチックとか、センチメンタリズムとか、そういうことが全然無いのです。そういう会話は本当に人間を育てているのでしょうか。
それから発音です。皆さんも気付いていると思いますが、最近は「クラブ」「ドラマ」などが変なアクセントになってきました。誰が発音を変えたのでしょうか。こういったことが流行して、当たり前になっていくということは、色々な人間のモラルも、恋愛の方程式も変わっていくということなのです。今日はどうしてもこのことを書きたかったのです。
とにかく人に対して、「うそっ」「ホント?」常に相手を疑っていることなど、飛んでもない話です。いま世の中で、教育が悪いとか、人間のモラルの話がよく言われていますが、私は小さいときの教育が悪いという話は、まったく違うと思うのです。
例えば昔は、小さい子供が何かイタズラや悪いことをすると、「何してるの、のんのんさんに怒られるよ、のんのんさんが見てるよ」という言葉を言ったものです。仏様が見ていますよ、という意味です。ところが今は違います。子供が何か悪いことをすると「パトカーが来るよ」と、自分の子供を犯罪者として認めています。そうかと思うと「お巡りさんが来るよ」と、自分の子供や小さな子供に対して犯罪者扱いです。そういう親がいるのです。親は自分の子供が「ハイ犯罪者です、お巡りさん来てください。子供達が悪い奴ばっかりいまして、すいませんパトカー来てください」というような教育をしているわけです。昔のように「のんのんさん」というような優しい言葉で子供を諫めていくような親はいなくなったということです。そうして育っていった子供が、成人近くなって恋愛をして、人に「うそー」と言うのが、現代の恋愛なのでしょう。私の考えと違うところに存在している、そういった感情論を持っていては、私は本当の恋愛なんかできないと思っています。