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今NHKで「五木寛之 21世紀・仏教への旅」という番組を放送しています。
この番組では、作家の五木寛之さんが色々な国を旅して、長い時間と労力をかけて、仏教の旅を放送しています。ご本人にとっても本当に過酷な旅だと思いますが、素晴らしい番組です。NHKのプロデューサーやスタッフが、色々なことに関して克明に調べ上げて、そして五木寛之さんの素晴らしいキャラクターを活かして、良い番組を作っていらっしゃいます。

今、仏教に対して何の興味も持っていらっしゃらない方は、沢山いると思います。様々なアンケート調査の結果でも、それは出ています。今は仏教をすんなり取り入れる取り入れないという問題よりも、信仰という心自体が薄れてきてしまったのでしょう。実際に生活の中でも、仏教の話題はまず出てきません。これは日本にとって、非常に寂しいことであり、哀れなことなのです。
憲法に記されていますように、宗教を信じることは自由です。でも自由といっても、どういうことが自由なのかは、良くおわかりになっていないと思います。日本以外の色々な国の中には、宗教的な考え方を含めた、色々な法律や戒律もたくさんあります。

私がその五木寛之さんの番組を見て、日本はこれではいけないとつくづく思ったのは、ブータンのことについて放送をしていた時のことです。
ブータンは、日本からは遠い国です。しかしブータンでは、仏教が本当に隅から隅まで行き渡って、国民1人1人が仏様に手を合わせ、一生懸命生活しております。そしてその中には、やっぱり光る教えというものがあります。別にその教えを日本でも守りなさいとか、そういうことを言っているわけではありません。
そのブータンの仏教の教えの中には、輪廻転生が出てまいります。前世と現世と来世を通した人間の生き方、要するに人間は必ず生まれ変わってくるんだという教えです。それは仏教の中でも、輝く教えなのです。現世できちんとした生き方をしなければ、来世は地獄へ行くかもしれない、来世は飛んでもない生き物に生まれ変わるかもしれない、そういう教えがブータンには当たり前に存在しているのです。
輪廻転生というと、皆さんは前世は何だったのだろうとか、今度生まれてくる時はどういう人に生まれてきたいとか、単純にそう思われるかもしれませんが、そういった過去・現在・未来ということに関しての生き方こそが、輪廻転生においては大変重要なのだということにも、興味を持って頂きたいと思います。

この日本の国にも昔から存在する、仏教という非常に静寂な信仰が、是非もう1回興起して、しっかり教えを広めていくことが、私は必要だと思います。他の宗教よりも抜きん出るということではありませんが、自分たちの行いのためにも、それが必要だと思います。
そして、NHKも大変な時間と労力を使って、この五木寛之さんの「21世紀・仏教への旅」という番組を作っていますが、私はそれはわかるような気がするのです。やはりNHKも、日本人として、日本の国民として、静寂な仏教が国に広く行き渡ったら、何と素晴らしいだろうと思っているに違いないと、私は感じるのです。