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昨日は17歳の石川遼君が、北海道でまた優勝しました。おめでとうと言いたいです。
しかし、私は遼君個人にはおめでとうと言っても良いのですが、日本のゴルフ界に対しては、おめでとうなんて絶対に言えないのです。
日本人のマナーは世界で最低ではないでしょうか。しかも、こんなことは一度や二度ではないのです。

ゴルフのマナーやルールがわからない方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明をしますと、最終ホールで、遼君と、オーストラリアのブレンダンジョーンズ選手が競り合っていました。そして、ジョーンズ選手がこのバーディーパットを決めればいいという時に、ほんの少し逸れて入りませんでした。ジョーンズ選手にしてみれば、ああ惜しかった、悔しい、そういう気持ちにはなります。そしてその後で遼君がバーディーパットを決めて、遼君の優勝が決まりました。
しかしその優勝が決まる前に、ジョーンズ選手がほんの数センチ外して残念に思っているその時に、その場にいた観衆の数人が、目の前で拍手をしたのです。これはちゃんとテレビ中継でも流れました。
拍手とは一体何ですか。その人を褒め讃える時にすることでしょう。褒め讃えるのではなく、そのジョーンズ選手の失敗を、ざまあ見ろと言わんばかりに拍手をする、そんなことって世界にあるのですか。しかもこれは今までに、1回や2回ではありません。
オーストラリアのある有名な別のプロゴルファーは「もう日本へは来ません。もう日本で試合をすることはありません。さようなら」と言って、国へ帰って行きました。その時の彼も日本の試合でパットを外して、優勝を逃しました。その時にグリーンの周りでその試合を見に来ていた日本人から、大拍手を受けたのです。それはその選手に贈った賞賛の拍手ではないのです。入らなかったことによって日本人の選手が勝ったから、それに対しての拍手だったのです。
その後別の試合で、中国の選手が2度打ちをしたのです。これはゴルフのルールではペナルティが付く失敗なのですが、その時にも拍手がありました。
日本人は一体何を考えているのですか。本当におかしいのではないでしょうか。そんなことで世界の中で日本人として、何か誇れることがあるのですか。マナーとして最低ではないでしょうか。
ゴルフはスポーツです。そのスポーツの、しかもプロの世界の中で一緒に戦っている外国人選手に対して、日本人は失敗すると拍手をして喜ぶのです。そんな国がどこにあるのですか。マナーが滅茶苦茶で、日本人は頭がおかしいのではないでしょうか。

遼君が優勝のインタビューの中で、涙を流しながら
ブレンダンジョーンズがいなかったらここまでいいプレーはできなかった。最後まで一緒に闘えたことを誇りに思う
最後の最後まで一緒に戦ってくれたブレンダンジョーンズにこれ以上ないぐらい感謝をしたい
と、不自然に思えるほど一生懸命にジョーンズ選手を讃えました。それは、讃える言葉を17歳の少年が言わなければならない、そしてジョーンズ選手の心を癒してあげなければいけないと、その場の雰囲気から、たった17歳の少年が痛烈に感じたからではないでしょうか。そうさせたのは、その場にいた日本人の観衆だったのです。
遼君の口から「観客のマナーが悪くてごめんなさい」ということは言えません。だからこそジョーンズ選手を、なぜそこまで讃えるのかというぐらい一生懸命讃えて、そして涙を流しながら、彼とプレーできたことは光栄でしたというコメントをする、その健気な姿を見て、グリーン周りでジョーンズ選手にざまあ見ろと拍手をした数名の日本人は、恥を知りなさい。そして、自分のしたことをよく考えてほしいと思います。

私は何回でも言いたいですが、本当に日本は変わりました。常識の崩壊なのです。よく日本人は侍だとか言いますが、私に言わせれば、侍なんて今の日本に一人もいません。日本人は、本当に恥ずかしい国民に成り下がってしまったと思います。
このゴルフツアーの関係者も、責任という問題ではなく、自発的にジョーンズ選手のところへ行って
「何か勘違いしたマナーも何も解らない人が、あなたの大事な試合をこんな風にしてしまいました。本当に恥ずかしいです」
と、誰かが代表でジョーンズ選手に、詫びを入れるべきではないでしょうか。できることなら私も、ジョーンズ選手に対して申し訳なかったと伝えたいと思います。
日本はどうしてこんな風になってしまったのですか。私はもう何回も何回もブログで書いていますが、誰も心を正そうとしません。これでは日本が立ち直って、素晴らしい国になっていくということは絶対に無理でしょう。
プロの世界といえども、スポーツです。スポーツマンシップとは何ですか。日本人のこのマナーの悪さ、常識の崩壊、これについてジョーンズ選手に対して申し訳なかったと言うべきではないでしょうか。17歳の青年が、涙を流して優勝を喜んでいるのではないのです。自分の優勝の陰には、失敗した選手に拍手を送った国民がいたのです。だから遼君は寂しかったのでしょう。恥ずかしかったのでしょう。情けなかったのでしょう。遼君に対しても、本当にかわいそうなことをしました。本当にどうしていいかわからないぐらい、日本人は崩壊してしまいました。

2ちゃんねるという掲示板に、この話について沢山のコメントが書かれているということを職員から聞きました。それをちょっと読みましたら、やはりそこには怒りが書かれていました。日本人として、そんなことをして良いのかという怒りです。2ちゃんねるに書いた人たちも正しいと思います。
私がスポーツに対するコメントをしている場合ではないかもしれません。でも、あのシーンを昨日見まして、書かずにはいられませんでした。ジョーンズ選手は本当に悔しかったと思いますし、また情けなかったと思います。よその国へ来て、失敗したら拍手された、私は本当に申し訳ないと思っています。昨日の遼君の優勝にも、彼を応援していた日本人が傷を付けてしまいましたね。この傷は恐らく取れないでしょう。
日本の常識が崩壊したということで、完全に固まってしまったように思います。でも、それも明日になるとまたケロッとして忘れてしまうのです。寂しいです。本当に寂しいです。
今日はこのブログを見ている人も、嫌な気持ちになったでしょう。ごめんなさい。でも、本当に日本が崩壊したということを考えて下さい。礼節なんて、かけらもありません。寂しいですが、今日はここで終わります。