【質問】
今日は先生から、また色々教えを頂きます。
良い運をつかむ方法として、今までに礼儀の問題と、人間の厳しさについて教えていただきました。今回はどのような内容を教えていただけるのでしょうか。

【羅門】
今回はお教えする前に、私から言っておきたいことがあります。それは、今までに「礼儀について」、それから「厳しさについて」お話しをしました。それをお読みになって、ああ私にはできないとか、そんなことは面倒くさいとか思った瞬間に、もう運はありません。

やはり礼儀や厳しさは、きちんと実行していくべきなのです。今までそういうことをお座なりにしてきても、やはり人間はきちんとしていかなければならないのですから、安易に「うわー大変だな」とか、「私にはできない」とか、そういう風に自分で結論を出してしまうような考えは絶対に間違いです。やはりこれはいつの時も、礼儀をきちんと守り、厳しさもちゃんと守るという気持ちを持ち続けていかなければなりません。
そして今回お教えすることは、「優しさ」です。優しいということをきちんと自分で認識してそれを実行していくのです。

【質問】
優しさといっても色々な種類があると思うのですが、具体的にはどのようなことを意識すればいいのでしょうか。

【羅門】
それは、柔軟な姿勢を持つ、とげとげしくないということです。それから妙に突っ張って背伸びをしているような生活とか、意見とか、考えとか、そういうことをしないことです。そしていつも柔和にしていることです。
相手の色々なことを優しく受け止めてあげること、そして優しく返してあげるということは、人間にとっては大変に大事なことです。人様に優しくすることで、自分が優しくしてもらいたい時に返ってくるのです。
優しさというものは日常生活で大事です。優しく人に接することをしなければ、良い運は来ません。とげとげしい態度を取ったり、頑固になったり、口減らずみたいなことがあると、もう良い運は遠のいていきます。そうなったら、良い運を求めても無駄だと思います。
例えば男性もそうでしょう。女性に優しくしてもらうことによって、とても和むわけです。女性もそうでしょうね。男らしい男性と知り合った時に、その人に優しさがあると、もっと愛情が倍増していくわけです。ですから恋愛の場合は、相手に優しさを与える、そしてできれば優しくしてもらいたいなと思うのです。そして優しさというものは、どんな人にも求める大事な心の輝きなのです。
「優しい」良い言葉です。私自身もそういうことは凄く注意していますし、「優しい」ということは大好きです。「優しい」ということは、人に安心感を与えることです。そして優しい人に対しては、安心を持って接することができます。これは男女問わずそういうことなのです。

良い運をつかむことに関して、私からこれをしなさいということがだんだん増えてきますが、どうか投げやりにならずに、実行していくことで、良い運をつかんで下さい。これらを実行するということは難しいことではないと私は思います。もっともっと平らな気持ちになって、難しいことだと決めつけないで下さい。しっかり守っていると、人間にはそういう習慣ができます。習慣といっても、悪い癖とは違います。何のためらいもなく、人に優しくできたり、自分にも厳しくしたり、人間と人間の間で絶対に欠かすことのできない礼節を守ることができたりするのです。何も頑なにガチガチになって意識する問題ではありません。
礼儀や厳しさは自分のものですが、優しさというものは人様に与えるものです。人に与える優しさ、そして人からもらう優しさ、それは大切なことだという意識をしっかり持っていただきたいと思います。
ちょっと今日はお話しが長くなりました。次回またお話ししましょう。