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予言力予知力予測力

私がこの欄で書いているお話が、予知力、予言力、予測力、どれに該当するかお決めになるのは、お読みになる皆さんです。今日はちょっとそういうお話をしておきます。

今の東京電力の原発の問題は、放射能が漏れるようなことが想定外だ、予測外だったと、そういう風に言われますけれど、これは想定外や予測外ではないのです。予測ができなかったのです。結局は過去のデータとか、そういうものばっかりに頼っているから、こういうことになるわけです。
有り得ない話かもしれませんが、仮に50メートルの防波堤があったって、それで被害がなければ良いわけです。それで美観がどうのこうのという問題ではないということです。では防波堤の高さがこの辺まであればいいというのを決めたのは、データだったと思うのです。ただそのデータというのは、これからのデータではないのです。今までのデータで割り出してきた結果が、今までの防波堤だったのでしょう。それが全部甘いということです。
そして、この放射能が漏れるという問題ですが、例えばそれが水であろうが油であろうが、とにかく漏れるということは当たり前のことなのです。それを閉じこめておくというのだったら、やはりしっかりした厚みがあるようなプールのようなものを初めから用意して、そしてそれがたくさんあって、何か故障した場合はそこへすぐ行けて、すぐその故障の場所を直せるような設計をしていなければ駄目なのです。予測外だとか、想定外だったというのは、言い逃れです。想定してあるのが、きちんとした設計なのです。この辺でいいだろうという予測や想定は、人間の甘さが出ているだけです。
民間にしろ政府にしろ、想定外という言葉を使うときは、これは逃げる言葉です。自分の立場を有利にするための言葉です。では想定内のものは何があるのですか。これは想定内ですと言い切れるものはあるのですか。

今は原子力発電所は、東京電力や他の電力会社が持っているのでしょうけれど、これは全部国営でなければ無理だと思います。なぜならば、やはり電力会社と言えども民間です。民間会社が例えば自衛隊のように、規律のあるきちんとしたことができるかといったら、できません。また、しません。
皆さんがどうお考えになっても自由ですが、最近は東京電力の記者会見がテレビでそのまま放送されています。その時の全員の顔を私が見ていますと、全員が不安げで、自信がありません。そしてどういった言い回し方をすればいいのかというところに、気を取られています。ですから、本当の話をどんどん言ってこないのです。また言えないのです。
それはなぜかという理由は色々あるのでしょうが、理由の1つとしては、それだけの知識がないということです。なぜなら、記者会見に出ている人は経験者ではないからです。一方で、フランスやアメリカのような外国には、凄い人数の経験者がいるわけです。しかし日本には、その経験者の養成をする場所もないのです。要するに小さな国の中のお仕事なのです。
そして自然というものを甘く見すぎています。上層部の人たちは、この事故があった瞬間に、この事故を小さく収めて、もう1回この原子力発電所を使えるように考えたと私は思います。この事故が起きたときすぐ「あっこれはもうだめだ、廃炉にしなければならない」と、そう決めて行動を起こしていないのです。再利用できるかと考えるのは、結局は国の考えではなくて、やはり民間の営業の考え方なのです。だからこれだけ後手後手になったのです。
菅総理もそうです。
いざこの時に、最初は東北全体で2万人の自衛隊員が要ると言いましたが、2万人ですよ。冗談じゃありません。これは最初から、10万から12万ぐらいの自衛隊の力を借りなければならなかったと私は判断しております。全然スケールが小さいのです。それは、物の考え方の小ささです。
とにかく今は、政府と東京電力と有識者と、それからフランスやアメリカのような外国も全部入れて、原発の施設に関して、もう放射能は何の心配もないということをいつ頃になれば言えるのか、それをハッキリしないと、物事は全然動いていきません。
それからもう一つ、これは皆さんの賛同を得られるかどうかわかりませんが、関東の電気の周波数が50ヘルツ、関西では60ヘルツ、これは最初に発電機を輸入したときの違いだそうですが、日本はこの周波数は全部一緒にしたらいいのです。そうすればお互いに供給し合えるのです。そうすれば、例えばうんと大きな発電所を北海道に作ったりできるのです。北海道の土地を中国人に買われるよりも、国がそういう施設を造る方がよほど良いことだと思います。この電力に関しても、これはやっぱり今までの考え方がバラバラだったということです。そのあたりを、ぜひ皆さんでお考えいただきたいと思っております。

(長文なので明日に続く)