テレビなどで盛んに報道されていますが、イタリアで4200人以上が乗った豪華客船が座礁転覆しました。今のところ5人の方が亡くなり、まだ見つかっていない方が15人ほどいるそうです。
私は昨年から、船舶事故、飛行機事故にお気をつけ下さいということを申し上げてきました。私が御法話で最初にそれを申し上げたのは、昨年の7月10日の御法話会の時でした。その時から、ロシアやタンザニア、中国などで船舶の事故が続き、浜松のほうでも川下りの船の事故がありました。そして私はブログでも、お気をつけ下さいということを皆さんに呼び掛けました。それからしばらくは、大きな事故のニュースは無かったのですが、おととい、このイタリアの客船の事故がありました。
そして最新の報道によりますと、原因は船長の人為的なミスということのようです

人間というのは必ずミスをする生き物です。そして、このような船舶事故や飛行機事故、交通事故といったものは、ほとんどが人間のミスが原因なのです。
例えばどこかに出かけた時に、ちょっと他のことを考えていたり、よそ見をしていたりして、ヒヤッとした経験は誰にでもあると思います。そういう時に事故になるのかならないのか、その紙一重のところというのは、運・不運ということが大きく大きく関係してくるのです。
そして、そういう現場に遭遇するとか、そのようなミスをする乗り物に乗り合わせるとか、こういったことも運・不運の差、つまり護られているか護られていないかの差なのです。色々なタイミングがほんの何秒か違っていれば、全く違う結果になったのです。
このような、人間が起こし得るミステイクによる大きな事故に対して、いくら私がご注意をしても、それに対して聞く耳を持たなければ、何にもなりません。聞く耳を持たないということは、つまり守らなければいけないことを守らず、神仏に対して、人間として心から尊敬の念を持っていなければ、こういう不幸な事故にも遭遇してしまうことが、事実いっぱいあるわけです。ですから自分の注意の中で、私の言葉に少しでも耳を傾け、私の言葉をどうか思い出して頂きたいと思います。
不幸というものは、そうなる前に防ぐということが一番大事なことです。起きた後ではもう遅いのです。ですから、こういう事故もそうですし、例えば家の火事とかそういうことでも、人為的なミスはやはりあります。そういう事故が起こり得るということに対して、やはり私の言うことには耳を傾けて頂きたいと思うのです。