今日は、釈迦の誕生日とされております。
この釈迦については、本当に色々な説が流れておりますし、歴史上でも釈迦の存在すら疑った時代があるわけです。そのことについて、少しお書きしておきたいと思います。

◎釈尊の時代
 仏教の開祖・釈尊の実在を疑う人は、おそらくいないことでしょう。各種の伝承によってその生没年がまちまちであることや、伝記的記述が空想的な要素でずいぶん粉飾されていることもあって、以前には釈尊の実在を否定する外国の学者もいたのですが、現在では学術調査も発達して、資料的にも裏付けがとれていますから、釈尊の実在を否定する学者はひとりもいないようです。
 釈尊の生没年については諸説があって、その間に約百年ほどの開きもありますが、だいたい西暦紀元前四六〇年頃に生まれて、紀元前三八〇年頃に入滅したと考えていいようです。どの説によっても、その生涯は八〇年としています。
 釈尊の時代を世界史的に見てみますと、おもしろいことを発見します。中国では孔子が紀元前五五一年に生まれ、同四七九年に没しています。またギリシアではソクラテスが紀元前四七〇年に生まれ、同三九九年に没しています。釈尊と孔子とはある何年間かを共有していることになりますし、ソクラテスなどは釈尊とほぼ同時代人だといえます。
──安達原 玄 氏著「釈迦如来」より引用


お釈迦様には、色々な功績がございますが、非常に伝説的なところもございますし、色々と編纂された箇所もございます。ただ、仏教徒にとっては、やはり釈迦の存在というものは、非常に偉大であります。そして歴史的にも科学的にも、実在の人物であったということは、今では明白であります。
釈迦のすべてを勉強するということは、これは大変な歴史ですので、歴史ということよりも、この釈尊の時代のことだけ、少し勉強されて、頭に入れておくということが大事なことだと思います。これはある程度常識的に、この釈迦の時代を捉えておかなければならないと思います。
この中で、皆さんが人様とお話をする時に、話題となるお話は、ソクラテスと釈迦が同時代の人間であったということが、非常に面白いことだと思います。お釈迦様に対して「面白い」というのは適切な言葉ではないと思いますが、ソクラテスと釈迦という偉大な人物が同じ時代に生まれていたということは、非常に注目すべき時代であったと思います。
そう私は考えまして、今日はちょっとブログに書いてみました。
どうぞお読みいただきたいと思っております。

羅門