今日は10月27日、今月最後の日曜日です。手前どもの八尊光倫会では、超霊力の儀式がございました。皆さん、地方からご来山なさって、儀をお受けになりました。
最近の世相を申し上げますと、台風で大騒ぎになり、相変わらず土砂崩れとか、雨の被害が多く続いております。大変おかわいそうなことだと、本当に心から思います。特にお年寄りの方は、暗闇の中、洪水を目の当たりにして、大きな恐怖であったと思います。

人間というものは、そのような色々な災害に遭遇しますが、これは誰も予測できないことです。色々な災害が、周りにあまりにも多いということに気づかなければいけません。いつも春のような日差しが照り、のどかな小春日和という感覚は、地球上にはそんなにあるわけではないのです。いつも災害というものに晒されているわけですから、注意をしていなければなりません。
人間は、ほんのちょっとしたことで、本当に何秒ということで、その災害に遭遇する場合があったり無かったりします。実際にそれは神仏に「護って下さい」「そういうことの無いようにして下さい」と、心の中で、または自分の思いの中で、そういう祈りを持つということは非常に大事ではないかと思います。
祈るということは、大変強いものです。その祈りが必ず何かに届くということを、心の中で信じていかなければなりません。
そして皆さんも、誰かのために祈ることがあった時には、その祈っていただいている人は、必ずわかるものです。そして、医学的、科学的というものでなく、心の精神の場において、祈るということがいかに強いことかをわかって下さい。それは人間の心の中に、大きなエネルギーを貯めていることと同じです。
祈るということは、決して悪いことではございません。その人のため、自分のため、親のため、子供のため、そうして心から祈り、叶えて下さいと願う、これは素晴らしいものです。
今日の儀式にも、大勢の方が遠くからいらっしゃいました。それはやはり祈りのためにいらっしゃるのです。祈るということは、その人自身が美しい心を持っていらっしゃるから、祈るのです。
今年も、もうすぐ終わります。そして新しい年を迎えなければいけません。しかしその前にまず、この年内だけでも、自分はこうしよう、こんな風になりたいと、祈りの心の中に自分の原稿を持つ、そしてそれを叶えていこうと祈る、そういうことが私は非常に大事なことだと思っております。
祈るということは、おのずから祈るというその中に、自分が持っている、または信仰していく神仏の力というものがエネルギーとして貯められ、伝わっていくものです。必死になって自分の幸せを追求して、そして迷いがあれば、祈りによってその迷いを取っていく、ということをしなければなりません。
世界には、色々な信仰がございます。恐らく千や二千では数が足りません。でもその中に共通のものがあるのです。それは祈りです。祈るということが、共通の信仰心なのです。神仏に対して、自分の心の中をしっかり開いて、祈るというその力を発揮することが、非常に大事なことです。
人間は祈り、そしてお互いの約束を守り、誓いを守り、そして人の幸せも祈る、こういう事が大事でしょう。
今日、儀式に参加できなかった方も、どうか心でお祈り下さい。自分のためにお祈り下さい。